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信右衛門(ノブえもん)堂本舗

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2024年 03月 06日

(米)2M仕様から1Mへ

皆さん、こんにちは。

『「電結」2車間が電気的に繋がっている状態』
勝手に私が言っているだけで、おそらくこんな用語はありませんのでご注意下さい。

通電カプラの様に連結と解放が可能なモノでは無く、ケーブルでそれぞれの通電部を繋ぐ永久連結、とは言えメンテナンス時にはボディを外し固定しているビスやフックなどを外せば、2車間を繋ぐケーブルは取り外せる事が基本。
古典的なスタイルを選びました。

幾つか作り直しを繰り返し、各部の寸法も工作の段取りもどうにか着地点…
と言うより不時着的に纏まりました。

集電の安定性を向上させる為の手法としてポピュラーな「M車だけでは無く、隣り合うT車からも集電」
しかし、KATOの旧ポケットライン2軸動力の場合、集電板が車輪の裏へ接触したその数だけ摩擦抵抗も増えてしまいます。
集電板が触れる圧力と位置を上手く調整しても、その集電箇所が増えれば増えるだけ摩擦抵抗も増え、僅かと言えど馬鹿にできません。
その対策として仕方なく2M化した路面電車タイプのチビ電車でした。

〜ここ迄が前回投稿した内容〜

その後、集電板を少し工夫すればM+Tの1Mに戻しても大丈夫そうなので、1M・T車の集電・電結に変更する事としました。

同時に、預かり物のマイトラムclassicや、KATO社製の動力を使ったBトレなどもT車側の集電化と電結を進めています。

(米)2M仕様から1Mへ_a0330973_07120127.jpeg

集電/通電板は燐青銅板で作ります。
ただ、2両間を電気的に繋ぐのでカーブ走行時の車両間の屈曲と、カーブから直線に戻る時点での車両の追従を邪魔しないケーブル(コード)が必要です。

試しに、手持ちの中から様々な電線を取り出し、手で確認しました。

連結される2両間は意外と狭く、かなり柔らかいケーブルを使わなければ、曲がり難く戻り難い状態となり、簡単に脱線してしまいます。

少し話も脱線しますが、電線のケーブルやコードには電気を通せる規格があり、これまでの工作では太め太めのケーブルで済ませてきました。

今回は可能な限り細く柔らかい、それでいてコントローラーのアダプタ「12V/2A」を目安に、使えそうなケーブルを慎重に選びます。

ケーブルが見つかれば、両端に差し込み用の金具をハンダし、曲げ癖を付けて床下へ、ドローバーと一緒に別の車両へ渡してまた床上へ。

この絵日記を見たからと言って参考にされる方は居ないと思いますが、何か問題が発生した場合に責任が取れませんので、寸法や詳細な画像は無しです。

文字だけでは絵日記では無く、ただの「日記」ですね f^_^;)

一般的に昔からある昇圧式やpmwのコントローラー単体では、複数のモーターを一度に同調させられないので、今回は1M仕様に戻したのは正解だった様です。

仮に2Mのままでも、ポケットラインの2軸動力にはトラクションタイヤが無いので、スリップする事で互いの回転差を逃がすので、音さえ気にしなければ2M仕様も嫌いではありません。


M+T/M+Mの仕様の差に関わらず、電力を2車間で共有していれば、ポイントやクロッシングの僅かな無電区間を走る時にも、以前の様な危なっかしさは殆ど感じませんし、通常走行時もとても安定しています。



⚫️加工方法として確定・施工済み/施工中⚫️

●KATO チビ電車(純正旧2軸ポケ動力)

●KATO マイトラムclassic (純正新動力)

●バンダイ 江ノ電600形赤電(K社旧2軸ポケ動力)


🔺通電・集電の用意のみ完了・未完了🔺
🔺バンダイ 箱根登山鉄道(バンダイボギー動力)

🔺バンダイ 京阪2400系旧塗装(K社ボギー動力)

🟧未定・未着手🟧
🔶バンダイ 名鉄3400(青芋虫)現在K社ボギー動力を使用した2両🟰2M車
◆T車用の台車を入手し、手が空き次第

🔸KATO 凸型チビ電気機関車(純正旧2軸ポケ動力)
◆大牟田貨物で使われていた「電源車」スタイルで、集電用の平貨車(バッテリー車)を繋ぐ予定


〜〜〜通電・接続〜〜〜
以前より、連結・解放可能な通電カプラは多くの先輩方がチャレンジされてます。

私の場合、最小半径はR80からR100程を見込んでいるので、小型車両でもなかなか良い案が浮かびません。
上記のケーブルや通電ドローバーの金属線バネなどは、ボディを外さずに解放可能にもできますが、カプラ自体が邪魔になり不要となります。

車両の押し引きはカプラでの連結、電力は専用の接触…
N、1/150スケール…
何か方法がありそうなのですが…


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# by nobuemondouhonpo | 2024-03-06 10:42 | 鉄道模型「N」加工・工作 | Comments(2)
2024年 03月 01日

(米)C 10-8号機(K社 旧モデルベース)

皆さん♪

お待たせしました‼️

今回もサイドタンク全体の高さや、キャブ裾の高さなど、あちこち未施工なタイプ工作ですが、完成しました。

前後に取り付けられている「前方標識灯(ヘッドライトの純正ライトレンズ、取り付けの段になりピンセットで摘み弾き飛ばしてしまいました…
いくら探しても出てこない…

(TへT)

完全に行方不明、紛失してしまいました、

仕方無く、虎の子の銀河モデルさん「ライトレンズ」を使用。
ケース枠から飛び出すアールの付いたレンズ面は最高なのですが…
古いからでしょうか?
白化しており、何種類かのペーパーで磨きましたが効果は確認できず。

今回のC10-8号機にはなかなか珍しい、点灯する副灯も取り付けてます。

(米)C 10-8号機(K社 旧モデルベース)_a0330973_19573093.jpeg

煙室扉周りのラウンドしているハンドレール(手摺り)も、せっかく浮かせましたが目立たず(笑)


(米)C 10-8号機(K社 旧モデルベース)_a0330973_19590517.jpeg

後背部面にもリベットを埋め込み、C11とは逆に取り付けられたモンキータラップ、表記のインレタ、吊り掛け後部標識灯、解放テコなども別パーツ化

キャブ側面は、乗務員昇降口にある縦雨樋兼用の手摺り、キャブ裾で一段内側へ絞り、従台車の動きに邪魔にならない範囲で再現しました。

区名札は「大鉄」を持ってない(入手不可?)ので、米ノ山として米原の「米」を使い、各4面には「架線注意」のシールも。

(米)C 10-8号機(K社 旧モデルベース)_a0330973_20050037.jpeg


(米)C 10-8号機(K社 旧モデルベース)_a0330973_20051145.jpeg

相変わらず写真が下手ですみません(汗)
側面はサイドタンク・キャブ窓下辺り・後部側面と背面のパネルには、少し遠慮気味に「ベコベコ仕様」を目指し、前回までより細ノミで掘る深さを少なく、範囲を広く、更に削った後にはペーパーで滑らかに削る部分と、塗装が剥がれた段付きを狙い、筆で溶剤を少し付けながら溶かす方法で進めました。

まだ実物の「あの感じ」には程遠いのですが、少し目指すスタイルに近付けた様に感じてます。

今回もキャブの床レベルから下部へは加工をしていません。
ただ、空気作用管の一部は練習として取り付けました。

次…今後の目標は…

●空気作用管の再現

●配管類が埋もれる事なく、砂撒き管など、ボイラーの肌に近い配管も、ほんの僅かでもしっかり浮かせる事に集中

●手摺りなど「しっかり浮いているモノ」に関しては、肌から浮いている高さレベルの統一感と同時に、どの位置から見ても、水平・垂直・直角が出ている。

●長い直線で固定されている場合は、上下方向(引力)に気を付け、僅かに弛ませる。

などなど…
まだまだ先は長いですf^_^;)



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# by nobuemondouhonpo | 2024-03-01 19:54 | 鉄道模型「N」加工・工作 | Comments(0)
2024年 02月 28日

(完)KATO C11-200


KATO 2002 C11ベース(旧モデル)

C11-200号機仕様
1940年10月31日に川崎車輌兵庫にてNo.2381として新製。
門司局、鳥栖、早岐、東小倉(後に門司区と統合)と九州圏内を渡り、お召し仕様となる1973年より前の「早岐〜東小倉〜門司」にて活躍していた1959年頃の姿を目指しました。

(完)KATO C11-200_a0330973_12385074.jpeg


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背面の増炭板、サイドタンクの振れ止めや、キャブ下裾で絞り込まれる縦雨樋、煙突直後の発電機(?)など、可能な限り実物に近い姿としました。

いつも通りにボイラーバンドや配管、手すりなど全てのモールドを削り落とし、砂撒き管、送風管、蒸機コンプレッサーへの行き・排気、ボイラー側面手摺り、配電管などの配管類は、それぞれ0.2mmから0.35mmの線材へ置き換えました。

全ての配管固定には割りピンでは無く極細銅線を、ボイラーの側面手摺りはスタンション同様に高さを保持できるパイプサポートを使用。

キャブ前上部の不思議な段付き成形は削り、平らにした後に丸窓を配置。
屋根両端部は延長、それぞれの窓にはヒサシを、窓入れと肘掛け。

空気作用管は未だ練習中、ボディ裾から下に付く配管やデコレートは無し。

どうにか形になりました。


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# by nobuemondouhonpo | 2024-02-28 12:05 | 鉄道模型「N」加工・工作 | Comments(0)