2016年 01月 30日
皆さん、こんばんはo(^▽^)o 少し嬉しいノブえもんでぇ… ございますm(_ _)m さてさて、先日の「EH 758」改め「DH58」です笑 預かり品の塗装ついでに塗ってみました♪ 台車の塗装と逆に、黒をベース色として塗り、上からシルバーを吹いてみましたo(^▽^)o そこで難題が…アチコチに傷があるんです(;^_^A そりゃそうですよね〜、ヤルのヤらないのと放ったらかしにして随分経ちましたから 汗 また、継ぎ接ぎ工作も汚いままですので、本来ならアップ出来る代物では無いんですがねぇf^_^;) 玩具感満載ながらも、私の想像以上にカッコよくなりそうな匂いがしてきたので、この「DH58」のバックボーンをでっち上げたいと思います♪ 時は昭和34年 2月14日、米の山鉄道の先代の社長「大嶋津 信一」の発した言葉から始まった… 信一社長「国鉄のEF58はカッコ良いなぁ〜…、アレをうちでも走らせられないかなぁ〜…」 一般的に鉄道とは、其処へ敷設する理由と収益を見越して開業する しかし当時の米の山鉄道は、硫黄香る華やかな地元の温泉街から「街」とは逆の山中にレールを伸ばし、更に人口密度の低い村々を抜けて海岸へ出ると言う、金属に対しても鉄道会社に対しても非常に厳しい路線を走っていた 温泉の成分と塩害、積雪による雪害などに必死で対応するも、車両のほとんどは国鉄や私鉄で廃車寸前のものを「お下がり」と称して購入しては、部品取り車両同士を掛け合わせ、足りない部品や傷んだボディを一般的な町工場や自動車板金へと発注、どうにか動かすという状況下の中での社長の発言… それから11年後の、昭和45年 3月14日… 米の山鉄道自社開発車両とし、DH58を発表! 地元新聞社だけは大きく記事として取り上げたその車両、正面はまるでEF58のそれを思わせる風貌であり、硫黄と塩害に対策は外板を高価なステンレス製としたが、内部は安価な通常のスチール製 側面シルエットは曲がりくねった山中の路線に合わせ中折れ式の2両連結式機関車とし、これもまるでEH10を彷彿とさせる姿であった、車輪は大量生産の国鉄電車からの転用として経費を抑える また脆い地盤とレールの傷みを考慮し、軸重軽減の為に出した答えは「車輪を増やす」 ところが、安易に2機のDDが背中合わせに永久連結式とした事で、車輪は増えたがエンジンも2機と言う本末転倒な設計となってしまい、それまでのED型電気機関車やDDディーゼル機関車の重連運行となんの変化の無い、言わばボディの挿げ替え的なものだった 新型機と言うものの、中身は既存の物を多用していたので故障が大変少なく、沿線旅客から貨物まで活躍する 喜んだのは車両を整備管理する車両部整備士ばかりでは無く、言い出しっぺの社長は兎も角、沿線の子供達の喜びようは尋常では無く、通る度に「国鉄のEF58が米の山鉄道にやって来た♪」と… 本家のEF58と違い、米の山鉄道のDH58は黒い排気ガスを勢いよく吐き出し、地響きの様なディーゼル音を響かせる、それでも子供達は「その時代のヒーロー」をひと目見ようとお祭りの様な騒ぎになっていた 気を良くした信一社長は、DH58の稼働本数を増やし、結果的には車両寿命を短くしてしまう事となる たった1両だけ作られたEF58に良く似たディーゼル機関車「DH58」 46年後の2017年現在も、観光列車として稼働中 なーんて(;^_^A 文才のあるない以前に、私は「作文」ですら苦手だと忘れてました 汗
by nobuemondouhonpo
| 2016-01-30 21:56
| 妄想急行・一人旅
|
Comments(6)
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nari_masa at 2016-01-31 10:09
お早うございます。
ステンレスDH58、これは違和感ないですよ。 屋根上は適当に排気ファンでも載せておけばいいですね。 そういう設定なんですか~(^^) 太平洋横断トンネルを掘って途中ハワイに停車し、アメリカ西海岸に上陸して大陸横断鉄道に乗り入れ、ニューヨークかボストンまで10000kmを5日で走る、という設定かと思ってました(んな無茶な)
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nobuemondouhonpo at 2016-01-31 11:42
nari–masa様
毎度ありがとうございますo(^▽^)o DHの発想はそのままnari–masa様より頂き、ありがとうございますo(^▽^)o 内心「屋根上のモニターやらパンタ台…」と動力の背が高いのと、私の工作力の低さに諦めかけていたので、私もDH58も助けられました(;^_^A 屋根上のファンは、少し大きめの電車クーラーがあるので貼り付けときます♪ 10,000キロを5日間で走破! 発想のスケール感がとても大きく、私の妄想劇場の世界観の小ささが…笑 あとは台車の塗装と、ボディへの化粧なのですが、未だに塗装が強くてマスキングでのライン入れもビビってます 汗
先日見た58とは違いますね? 連結面が違いますしね(^^ ノブえもんさんの大好きなステンレスボディーってことでしょうかね?
こうなったらオールステンレス20系なんてのも面白そう(^^;
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nobuemondouhonpo at 2016-02-01 22:28
トータン様
毎度ありがとうございますo(^▽^)o この半分に切ってしまった「58ボディ」のままなんですよ〜f^_^;) 先日頂いたコメントから、Bトレ妻板はクリアパーツに印刷されているもので、使っていたED75顔だとマスキングが大変なので、客車妻板へ戻しました(;^_^A シルバーはカシオペアが居ますが、20系客車の古いタイプだとカッコいいかもしれませんo(^▽^)o 東北らしくグリーンのラインを入れるか… 私の好きな赤色を入れるか… 両方入れちゃうと東海道方面のカラーに似てしまうので悩みます 汗
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higeoyajituruturu at 2016-02-02 22:27
こんばんは。多分初めましてだと思います。お名前は nari_masa さんやトータンさんの処で拝見しておりました。
フリーランス、いいですよね。さもありそうなウソ車輌をさもありそうな設定の下、作り出す。まるで自分が設計者にでもなった気分です。 この設定の逆で旧型機を最新の技術で最新機として登場させてくれる鉄道会社があると嬉しいし、ちょっと面白いですね。 気まぐれな更新ですが、よろしくお願いいたします。
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nobuemondouhonpo at 2016-02-03 08:25
higeoyajituruturu様
はじめまして、コメントを頂きありがとうございます♪ 私もhigeoyajituruturu様の記事は何度か拝見させていただいておりました(^人^) フリーランス、私のように実物の鉄道に疎い者にも都合の良い改造手段の一つだと思っておりましたが、工作を進めるごとに本物の鉄道を知らないと設定付ける事が難しく、如何に「らしく」作る事がこんなに難しいと、今更ながらに思い知りました(>へ<) 最新技術で世に蘇った名車たち♪ 素敵ですね♪ 私は特に「EF57量産機」が特に好きなのですが「デッキの必要性を現代にどうこじつけるか」が見つからずに居ます(汗) この様な拙い絵日記で恐縮ではありますが、何卒宜しくお願いいたします(^人^) |
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