2024年 03月 18日
今回はちょっと筆塗りを試しました。 何しろ私にとって「塗装」は鬼門そのもの… 最近でこそ蒸気機関車を触る様になり、ベース色の黒、仕上げの半艶or艶消しクリアはスプレーやエアブラシを使いますが、金属に対しては塗料が侵食するわけでは無いので、あのペロッと剥がれる感覚が怖く暫くやりたくなかった作業の一つでした。 先輩の記事のお陰で、如何に足付けが大切なのか、足付けの方向すら間違えていた事を知りました。 ありがとうございます(^人^) ちょうどNのフィギュアを再塗装する必要があり、久しぶりに樹脂から勉強し直そうと考えました。 GMやジャンクの鉄コレでも少しずつ練習し、数日前から「津川洋行 西大寺単端」と「津川洋行 自由型客車」の筆塗りを始めました。 ペース色のアイボリーは缶スプレー 屋根のグレーと、ボディの2色目グリーン系は筆塗りです。 屋根グレーもボディグリーンも、良く撹拌した塗料に少しずつ薄め液を足し、僅かに色がノる程度まで徐々に薄め、ジャンク樹脂に試し塗りをして決めました。 一筆目は塗り残しが無いとわかる程度でやめ、約2時間乾燥。 二筆目は、幾分全体に色が付いているがマダラが残る。(汗) (本当に大丈夫なのかと不安になるが、同じ所を返塗りはしない) 三筆目では、マダラから色ムラに変化し全体に色が落ち着く。 四筆目でもまだ色ムラが残る 五筆目(現在)ムラはしっかり見ないとわからない程度に、少し離れて遠くから見ると良い感じ♬ ここで一晩乾かしてみます。 この希釈で今時期なら、数時間ほどでも大丈夫だと思いますが、念の為。 エアブラシでも筆塗りでも希釈が大切だと教わりましたが、私の場合は「ちょっと薄いかな…」と思う程度で塗装。 一度筆を走らせたら触らずに乾燥させる。 はやる気持ちを抑え、サラッと塗ったら一休みを繰り返す、先輩方の言っている言葉のニュアンスが少しわかった様な気がします。 などと調子に乗っていると、また失敗しそうで不安ですねぇf^_^;) フィギュアの方は、とりあえずはベースの肌色を樹脂のカラーが見えなくなるまでぬりかさねます
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by nobuemondouhonpo
| 2024-03-18 18:07
| 鉄道模型「N」加工・工作
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2024年 03月 14日
随分前から「いつかやらなければ」と思いながらダラダラと…(恥) とても古いエンドウタイプのGM旧動力、車内の殆どがウエイトで埋まってしまうタイプです。 この動力は、動力台車直上のウォームギア軸とモーター出力軸では、少し高さに差があります。 メーカーではこの両軸をスプリングで繋いであり、高さの違いを吸収させながら回転を伝えられる仕組み。 ですが、動力台車間が短い18m級では両軸端も短く、スプリングで繋ぐ距離がとても近いので、動きが重くなります。 プロペラシャフト(ドックボーン)と受け側のカップを手持ちのパーツから見繕い、組み直しました。 文字にすると2行に満たない簡単な工作ですが、実際はプロペラシャフトの長さと受けカップの深さ、ウォームの位置などをよく考えなければいけません。 組み合わせが決まれば後は簡単です。 軸の動きを妨げ無い&回転抵抗にならない範囲で、スラスト方向を制限。 回転を確認しながら元通り組み立て完了。 #
by nobuemondouhonpo
| 2024-03-14 18:14
| 鉄道模型「N」加工・工作
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2024年 03月 13日
皆さん、こんにちは。 早速。 KATO・ポケットラインのリニューアル動力、コアレスモーターの動力。 その動力は従来のモーターを装備した旧動力に比べてギア比が下げられ、また前後の2軸間を複数のギアで繋いだギア連動にも関わらず、とても静かに走ります。 既にリニューアルから数年が過ぎ、走行性能などは多くの先輩方がレビューされているので割愛します。 先代の旧動力/リニューアル動力共通で、数少ない問題を取り上げるとするなら「集電性能」だと思います。 旧動力は、動輪が抜け落ちない程度に余裕のあるピボット軸受け部、その動輪軸に配置されたウォームリングギアの頂上点でモーター軸上に装着されたウォームギアに接触し、僅かながらも左右ロール方向への動きでレールへの追従性があり、集電安定化に貢献していたのだと感じます。 またリニューアル動力では、左右それぞれに前後の車輪ピボットをピッチング方向へのシーソー的な動きを持たせた集電金具で繋いでいます。 また、車軸ギアに対して前側の車軸ギアには直後に、後ろ側の車軸ギアには直前へ、駆動力を水平方向で伝えるギアレイアウト。 このギアレイアウトと、前後ピッチング方向のシーソーが組み合わされたのは理由があるのだと考えてます。 「加速時の前位は動輪軸を持ち上げ(シャシを押し下げる)、後位は動輪をレールに押し付ける(シャシーを押し上げる)」 このピッチング方向の動きは車重を利用した車輪の摩擦を上げスリップし難くする働きがあります。 加速時のアンチスクワット、減速時のアンチノーズダイブ、二輪や四輪の足周りの作り方にも似ています。 同様に、加減速で強くレールに押し付けられた動輪(車輪)は集電率も上がり、とても安定した走りを産んでいるのだと感じました。 しかし、技術が向上し機能的な集電性が上がっても、2軸🟰4輪での集電は集電箇所の数が少ないので、どうしても不安定になりがちです。 クロッシングレールやポイントの樹脂部分へ乗れば、1極に対して前後2輪で集電していた内、実際に集電出来るのは金属レールに残る片方だけとなります。 一般的なボギー車両でも、集電性能を上げるために複数両間を通電カプラや通電ドローバーで繋ぐ加工や工作はされてきました。 本来なら、連結/解放が可能なカプラとする方が良いのですが、チビ電車やマイトラムclassicの様に2両程度なら永久連結としてケーブルで繋いでも、扱いはそれほど… いや、実際にはケーブルが断線しないか?、ドローバーが抜けないか?と、ちょっと扱い辛くなりますが、走行安定性の向上、澱みなく走る姿はとても気持ちが良いモノです。 特にリニューアル動力の製品は、T車側へも導通ダイキャストのインナーフレームとピボット集電板などが装備され「後は繋ぐだけ」とメーカーが言っている様にも感じます。笑 M車とT車間を繋ぐ通電ケーブル。 と言っても、かなり細い電線を使っても前後の2車間の屈曲には少なからず抵抗になるので、他の方法も試している途中です。 要はモーター車側の車輪(動輪)、その4輪全てが全く集電出来ない状況になったとしても、もう一方のT車側から電力を供給出来れば良いのです。 クロッシングレールやポイントなどの集電不良はほんの一瞬の事が殆どなので、T車からは一時的・瞬間的パッ、パパっと集電・給電出来れば良いと考えてます。 しかし… そんな私の思惑通り、こちらの都合に良く事は進みません。 電気は、水の様に流れやすい方へ流れるそうです。 つまり、導通抵抗の少ない方へ流れる。 表題の車両の場合 ●M車 レール→車輪→ピボット集電板→ダイキャストインナーフレーム→モーターケーブル→モーター ●2車間を電結した場合 レール→車輪→ピボット集電板→ダイキャストインナーフレーム→通電ケーブル→モーターケーブル→モーター この2つの車両からモーターまでの経路の違いは、2車間を繋ぐ通電ケーブルの有無のみ。 その通電ケーブルの抵抗は約15Ω、プラスマイナス両方で約30Ω。 この抵抗値でどれほどの効果が期待できるのか私程度では分かりませんが、モーター消費電力の多くはM車側の車輪から集電し、T車側からは弱い(少ない)電気しか流れない。 多分… おそらく… だと良いなぁ… チビ電車も現在は同じ様な工作で電結させています。 この工作、2軸のポケットライン動力を2個を繋ぎ、1つのモーターの回転を安定させる。 「M車が集電不良の場合にT車側で補う」 文字にするとなんだか仰々しく感じますが、4軸/8輪のボギー動力車と同じなんですよね。 とにかく、細く、柔軟で、抵抗値の少ないケーブルを探す。 旧動力の動輪(車輪)裏への接触で電気を拾う場合は、集電板(シュー)の接触位置を回転抵抗の少ない箇所へ、接触圧力も可能な限り低くする。 レールには通電しているがM車が集電不良となり停止する場面、例えM車側集電の1/10でもモーターを回せるだけの電力をT車側で拾えれば、モーターは回転しM車は動く。 集電不良の位置から移動すれば、またM車側で電気を拾い走り続けられる。 こんな長いタワゴトを書いてる暇があるなら、色々な方法を試したい… 既に蒸気機関車のドローバー的な加工をされてる方はいらっしゃいました。 私は… ケーブルの撓みに頼らず、擬似的に伸縮するロッドでの電力共有を画策しています♪ 上手く纏ったら、また続きを投稿します(笑) #鉄道模型 #Ngauge #ポケットライン #Bトレ #チビ #動力 #集電 #通電 #電結 #ノブえもん堂本舗 #信右衛門堂本舗 #米ノ山きど #
by nobuemondouhonpo
| 2024-03-13 08:08
| 鉄道模型「N」加工・工作
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